朝はお弁当を作って、子どもを送り出して、仕事か家事に追われて、夕飯を作って、寝かしつけて。
気づけば一日が終わっている。
「今日、私は私のために何をしたんだろう」
そう思ったとき、ふと怖くなることはありませんか。
「妻」と「母」の役割の中に、「私」がいなくなってしまった気がする――。
役割に埋もれてしまうのは、頑張ってきた証
家族のために時間を使い、気を配り、自分のことは後回しにする。
それは、あなたが毎日一生懸命に家族を支えてきた証です。
ただ、その状態が長く続くと、次のようなことが起こりやすくなります。
- 自分が何を好きだったのか、思い出せない
- 「○○ちゃんのママ」と呼ばれるのが当たり前になった
- 自分の欲しいもの、したいことを口にしなくなった
- ひとりの時間があっても、何をしていいか分からない
そして、女性としての自分も、いつの間にか遠くへ行ってしまう。
「私」がいないと、なぜ苦しいのか
人は、役割だけで生きているわけではありません。
誰かの母でも妻でもない、ただの「私」として認められたいという気持ちを、誰もが持っています。
その「私」が長い間置き去りにされると、心はじわじわと乾いていきます。
理由の分からないイライラや虚しさ、涙が出そうになる瞬間。
それは、心が「私のことも大切にして」と訴えているサインかもしれません。
「私」を取り戻すための小さな一歩
1. 「私」の時間を、予定として入れる
「時間が余ったら」では、いつまでたっても自分の番は来ません。
週に一度、30分だけでもいいので、自分のための時間をカレンダーに書きこんでみてください。
2. 昔好きだったことを思い出す
学生時代に好きだった音楽、行きたかった場所、着てみたかった服。
昔の自分を思い出すことは、今の自分を取り戻すヒントになります。
3. 「私はどうしたい?」と問いかける
家族の予定や希望より先に、まず自分の気持ちを確かめる習慣をつけてみましょう。
答えが出なくても、問いかけること自体に意味があります。
4. 役割を離れて話せる相手を持つ
家族でも、ママ友でもない相手には、役割を抜きにした本音が話せることがあります。
「私」として話を聞いてもらう時間は、思っている以上に心を軽くしてくれます。
「私」を大切にすることは、わがままではない
自分を大切にすると、家族に優しくなれる余裕も生まれます。
「私」を取り戻すことは、家族を大切にすることと矛盾しません。
まとめ
- 役割に埋もれてしまうのは、あなたが頑張ってきた証です
- 理由のない虚しさは、「私も大切にして」という心のサインかもしれません
- 小さな時間からでいいので、「私」を取り戻していきましょう
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